年々記憶力が落ちてるってホント?
歳を重ねると、記憶力の低下を実感することがありますよね。
「あの人の名前なんだっけ?」
「あそこの場所の名前なんだっけ?」
「あの本の名前なんだっけ?」
こんなふうに特に固有名詞から忘れていく傾向があります。
しかし、記憶力は実は個人差が大きく、人によっては年齢を重ねても記憶力が増すというケースも多いんだそうです。
また、記憶力は年齢や能力だけでなく普段の習慣で低下することもあるそうですよ。
もくじ
【記憶力を低下させてしまう習慣1:座りっぱなし】
椅子に座りっぱなしでいると記憶力が落ちるんだそうです。
これは血流が悪くなるということに大きく関係しています。
座りっぱなしだと仕事の処理能力や記憶力が落ちます。
反対に運動習慣が脳内の情報伝達物質であるニューロンの加齢による現象を防ぎ、さらに増やす効果があることがわかっています。
運動習慣や座って作業する合間にこまめに立つ習慣も身につけたいところですね。
【記憶力を低下させてしまう習慣2:睡眠不足】
それから、記憶力低下させる原因は睡眠不足もあります。
脳は人が寝ている間に記憶の整理をすることがわかっています。
睡眠時間と脳の認知機能との関係を調べたイギリスの研究では、記憶を維持する上で最適な睡眠時間は6時間半から7時間半とされています。
睡眠不足だと記憶力だけでなく認知能力も落ちますから、しっかり睡眠はとりたいですね。
【記憶力を低下させてしまう習慣3:スマホを見過ぎ】
これは要するに短期記憶である、ワーキングメモリをスマホを見る=たくさんの情報や刺激を洪水のように受ける、ことで使ってしまうのですよね。
そうすると、別に認識や記憶する必要のないことまでどんどん記憶に入ってきてしまって、本来覚えておくべき情報が入るキャパが埋まっちゃう、ってことですよね。
こうなると今20代、30代でも「スマホ認知症」などといわれるような記憶力の問題が起きてしまう・・・深刻ですね。
だから、ちゃんとセーブしながらスマホを見る、暇だから、習慣だからといってスマホを意味なく見ないなど心がけておかないと記憶力まで落ちてしまいかねません。
【記憶力を低下させてしまう習慣4:単に意欲不足】
単純にいって記憶力は「気合い=努力」の部分もあるようです。
ちゃんと意欲を持って勉強し、記憶に残そうとしているのかどうか、学生の頃に比べて「覚える」ことをサボっていないか。
そんな姿勢の問題も大きいようです。
「面倒くさい」とか「もう年だし」などとあきらめていて記憶できるわけないですよね。
もし、そんな姿勢が習慣になっていたら改めた方がよさそうです。
ラクラク記憶力アップ→瞑想
では反対に「記憶力を高める方法」その1つが「瞑想」です。
マサチューセッツ大学ハーバード大学の研究では8週間の瞑想プログラムをしたら、左海馬の灰白質の体積増加が確認されました。
海馬というのは人の記憶をつかさどっている大事な部位ですので、この部分がの体積が増えたということは記憶力が改善されたと考えられます。
また、脳の部分ではなくだけではなく記憶力テストでも4週間マインドフルネス瞑想後、テストをすると記憶力が高まったという結果が出ています。
瞑想をたった4週間続けるだけで記憶力が上がるなんて、驚きですね!!
瞑想のやり方
では、そんな瞑想のやり方を紹介しておきます。
コツ1 もし、床に座るのだったら座布団などを
2つ折りにして、お尻の下に敷くといい
コツ2 手のひらは上向き
コツ3 体を左右に揺すって、お尻の下のコリコリした骨、
坐骨(ザコツ)を床に突き刺すイメージ
コツ ぎゅっと閉じずに、目を閉じたまま
下向き45度くらいを見ているイメージ
コツ1 ゆったりと深呼吸を10回くらい繰り返す
コツ2 鼻から吸って、鼻から吐く腹式呼吸
コツ3 深呼吸のリズムは 吸って3 吐いて6 くらいのカウントで
↓
ステップ4 20分間そのままの状態で座り続ける
コツ 自然な呼吸で行う
↓
ステップ5 20分間終わったら、続けて5分−10分横になる
コツ ただゆったりと・・・
↓
そして・・・
ゆっくり起き上がる
まずは、これだけです!
こんなふうに、加齢によって記憶力の低下を招くこともあるのですが、実は自分の心がけしだいで健康や睡眠そして瞑想に取り組むことによって、記憶力というのは向上できるということがこれで分かります。
記憶力がアップすると
・いろいろな知識が活用できる
・仕事の効率が上がる
・試験や資格取得に有利
・いろいろなスキルが身に付く
など良いことがあります。
ですから年齢とは関係なく記憶力の向上に努めて、人生に役立てたいですね!
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