不安解消方法4選:これで不安な時代を生き抜く!

不安とのつき合い方を知ろう

今年2020年は波瀾万丈の年になりました。
もちろん理由はコロナパニックです。
この環境の変化は私たちも大きなストレス与えています。
しかし、
そもそも、人は未来に対する不安はいつもあるものです。

「地震があったらどうしよう」
「受験生は試験に落ちたらどうしよう」
「彼女、彼氏にフラれたらどうしよう」
「私の会社が傾いたらどうしよう」
「給料が下がったらどうしよう」
「リストラにあったらどうしよう」


生きている限り不安や悩みは尽きません。



さらに先にも言ったようになったの大転換期ストレスが加わります。


その時に、私たちがこの不安とどう付き合っていったらいいのか

そのヒントを書いてみたいと思います。

まずそもそも、不安ですが脳の作りからいうと
これは扁桃体(へんとうたい)と呼ばれる不安や恐怖を司る脳の部位の暴走です。


たいてい私たちは不安になりたくないので、
勝手にいろいろな不安な妄想・心配事というのはどんどん浮かんできてしまってそれを止めることができません。



それが暴走なのです。
自分の意思とは関係なく、どんどん不安が広がっていってしまいますから大変です。
止めたくても止められないものなのです。
実際そうですよね。やめたくてもやめられないのが心配事です。

その理由は、この扁桃体が
勝手に活発に動き始めてしまっているからなのです。

では、そんな不安や心配ごとの暴走を食い止める方法、これをいくつか紹介しましょう。

心配事や妄想の暴走を止める方法4選



1 紙に書き出す

これは悩み解決の王道といってもよいでしょう。
紙に書き出すことで
「心配事はなにかを明確にできる」
「自分の気持ちを客観的にいることができる」
というメリットがあります。
実は悩みの多くは、整理することで解決できるほどです。
なぜなら、悩みの実態はたいてい曖昧としていて自分でもよくわかっていません。

自分でもよくわかっていない悩みって解決しようがありません。
そして、よくわかっていないからこそ、気持ちだけがモヤモヤしているのだと思います。

紙に書き出すのは、整理をするための最もよい方法です。
文字や文章にするときには、かならず明確な言葉にします。

しかも書き言葉の場合には、
「イライラ」「モヤモヤ」「ウツウツ」などと書かずに、
・〇〇さんの「××」という言葉に「イライラ」する
とか
・〇〇や××が思うように進まないので「モヤモヤ」している
とか具体的に書かざる得ません。
このとき、「では、どうしたらいいのか」という解決方法が出てきますし、それを発見した時点で物事は整理され、気持ちも前向きになれるのです。

2 口に出す

紙に書き出すことは、問題解決型ですが「口に出して気持ちスッキリ」というケースも多いです。

問題は解決しないかもしれないけれど、ストレスの発散という目的が達成されればいいのであれば、この方法もアリかと思います。(特に女性は)

漠然とした不安を聞いてもらえるだけで「聞いてもらってスッキリ、よし!また頑張ろう」と思えることもあります。

強いて、この時の注意点といえば深刻すぎる、ネガティブすぎることを毎回話しすぎるとさすがに周りの人たちから敬遠されてしまいます。


ですから、ちょっと自虐ネタを入れたり、冗談ぽく不安や心配ごとを言えるようにするのがコツだと思います。

そして、最後にみんなで笑い合っていることができたら、きっと不安もだいぶ減っていることでしょう。

3 何かに集中する

基本的には「心配事」「不安なこと」というのは考えていてもしかたのないことです。

たいてい、考えるだけでなく、何かしらの行動をして乗り越えるものでしょう。

そもそも考えてもしかたのないことをなぜ考えてしまうかというと・・・
基本的には今、目の前のことに集中できていないからということが大きいと思います。


不安や心配はまだ起きていない「未来」のことです。
これは、今、目の前のことをやりながら「未来」のことを考えている状態です。
実は私たちは日常の60-70%くらいの活動は、こんな集中していない状態である、という研究調査もあります。

また、目の前のことに集中するだけで「幸福感がアップする」という調査結果も出ています。

ですから、とにかく目の前のことに集中する・・・
たとえば「〜ながら作業」をやめる、スマホを見ながら何かをすることをやめる、などしてみるこれで目の前のことに集中できるのではないでしょうか。

4 瞑想をする

・不安や心配事を軽減
・今ここに集中する
そんなトレーニングとしては瞑想がオススメです。

まず、瞑想はこの記事の最初に書いた、不安や心配事を司る扁桃体の特に衝動的な活動を抑えることがわかっています。

つまり、瞑想をするだけで心配や不安に心をざわつかされないですむ、ということです。

実際、私も瞑想を毎日続けていることで本当に心の平静が保てていて、また、心がざわついても、すぐに「まっ、いいかー」と思えるようになりました。

これは本当に実感しています。

また、理性を司る前頭葉の活動が活発になるので「まぁ、まぁ落ち着こう」と指令をだしてくれるようになります。

おかげで、不安に振り回されることが少なくなります。

また、瞑想によって集中力がアップ、作業能率も上がるという研究調査もあり、これはアスリートや実業家の人たちも多く取り入れています。

こんな効果から、瞑想は本当にお勧めです。


以上、扁桃体の暴走、つまり次から次へと出てくる不安をうまくコントロールする方法です。


最初に書いたように不安はいつでもあります。
特にこのコロナの時代の変化の中で不安はいつもより、普段よりも大きいかもしれません。

これから、そんな不安の時代を生き抜くには、不安とのうまい付き合い方を覚えていくのがとても大事なんだと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

日本一わかりやすい瞑想・コミュニケーションセミナー講師。小学生・大学生、社会人、外国人に約5000人以上、のべ1万時間の授業・セミナーを行ってきた。元早稲田大学非常勤講師。ビジネスパーソン向けのメンタルヘルス・ウェルビーイングのための瞑想セミナー、コミュニケーションセミナーを実施中。セミナー・講演・取材お問い合わせはサイトから