企業研修における瞑想セミナーの効果とは:企業研修で大事なこと4つ

企業研修における瞑想セミナーの効果とは:企業研修で大事なこと4つ

瞑想セミナーをずいぶん法人研修でさせていただいています。

これまでの主な実績としては、

経営者向け瞑想セミナー

・武蔵野市役所職員様瞑想セミナー  

・株式会社BBGC様 瞑想セミナー

・株式会社大塚商会様 マインドフルネス入門セミナー

・株式会社帝国データバンクネットコミュニケーション主催 リーダーシップのための瞑想体験会

・中小企業同友会 勉強会 マインドフルネス実践会 

・東京中小企業同友会 渋谷支部 ビジネスマッチングプラザ 瞑想会

100名の結構規模の大きいセミナーもやらせていただきました。

企業研修で最も大切なこと

私はこれまで15年以上企業研修に携わらせていただきました。

その中から特に企業研修で最も大切なことを4つあげます。

1 効果が明確であること 

2 その企業が目指している人材育成のあり方とマッチすること

3 バランスのとれた内容であること 

4 伝えやすい内容であること

内容を解説すると・・・

1 効果が明確であること 

これは当たり前なのですが、実は個人のお客様向けセミナーでは、その先生のファンだから参加している、という人は多いのが現状です。

法人研修はそれはできません。

法人研修で何よりも重要視されるのは「効果に根拠があること」になります。
参加意欲もいろいろ、価値観もいろいろな人が受ける研修ですから、「効果に根拠があること」特に数字的な根拠や実績があるのは大事です。

それをまた、論理的に説明できる必要があります。それでこそ、いろいろな人たちを納得することができるのです。

ですから、私はこんな感じのデータで瞑想の効果をお伝えしています。

こんな感じ・・・ エビデンスですね。

また、このようなニュースなども使ったりします。

 

瞑想セミナーの効果

毎朝の瞑想で売り上げが毎年30%ずつ上がり、

7倍アップするという事例も・・・

社員の89%が、ストレスや不安への対処がうまくなったと効果

 

あとは、何と言っても実際瞑想セミナーをした方々の声です。

これは説得力があります。

研修を受けた方々の感想 一部抜粋

・「意識は、心身や行動、成果に大きな影響を与えているのだと思った。」

・「普段、いかに「考えても仕方ないこと」ばかり考えているのか、気付かされた。」

・「「脳の休息」という言葉がシンプルに入ってきて、今の自分に大切なものだと感じた。」

・「瞑想の長期実践者の効果データには説得力があり、継続の大切さを感じた。」

・「自分で思っていたよりも、スムーズに瞑想に集中することができた。普段の生活で20分間止まることが無いので、貴重な時間だった。」

・「実際に瞑想してみると、身体・気持ち共に非常にリラックスでき、脳もスッキリした。」

・ 「日々時間を作って継続実践していこうと思う。」

・「効果的な実践方法について質問したが、先生が「結果を求めすぎると効果が得られない」とおっしゃっていたのが印象的だった。」

これらはアンケートを取ることで得られます。

2 その企業が目指している人材育成のあり方とマッチすること

当然ですが、研修はお客様のニーズを満たすものでなければなりません。

そして、ニーズは会社によって異なります。ですから、ここは会社の抱えている悩みや課題をよくヒアリングしなければなりません。

瞑想セミナーの場合には、よくご相談いただくのが

メンタルヘルス役立てたい」ということです。

その場合には、具体的にどのようなことが課題なのかをヒヤリングします。

「疲れている」

「休みがち」

「忙しすぎて、焦っている」

「不安がある」などみなさまの主だった課題をまとめていきます。

そして、なるべくそれらの課題フォーカスした内容に話をしていくのです。

3 バランスのとれた内容であること 

これは法人向け研修ではあまり偏った内容は好まれません。

最初に書いた、「講師のファン」であればその人らしい内容であればよいこともあります。

偏っている内容でも面白い場合はそれでOK!です。

 

しかし、法人の場合はまずNGになってしまいます。

それは会社としての公平性ということで必要なのでしょう。

ですから、例えば瞑想セミナーの場合、結構スピリチャルに偏った内容のものも多いです。

・宇宙との交信

・引き寄せの法則

・波動の法則

・運をよくする

など、考え方自体はよいのですが、これらは正直、法人研修では受け入れられないでしょう。

4 伝えやすい内容であること

これはどんなセミナーであっても、かもしれませんが・・・・

「わかりやすさ」はとても重要です。

特に、法人研修の場合には社内稟議に回しますから

・その効果

・目的

・研修形態

などがわかりやすく示されていなければなりません。

ですから、企画書なども「わかりやすくするための工夫」が必要です。

私が考えるわかりやすさの工夫とは

1 簡潔にまとめられていること

2 伝える項目が整理されていること

3 なるべく文字は少なく図や写真でまとめられていること

4 お客様が知りたい情報を網羅していること(しかし、細かすぎない)

以上のことが大切です。

 

いかがでしたでしょうか?

最近は企業からの瞑想セミナーお問い合わせをよくいただいています。

それは、これまでの、

ひたすら利益だけの追求という時代から、

本当に人や社会に意味のある、そして、社員も幸せを感じるような会社作り」が

働き方改革とともに望まれるようになったからでしょう。

 

瞑想は、それをやること自体が目的です。

坐禅の言葉に「只管打坐(しかんたざ)」=只座れ ただ座れ というものがあります。

「こうして座ることに何の意味があるのか」

「どんな効果があるのか」

を考えずにひたすら座りなさい、というものです。

なぜなら「ただ座る」ことに意味があるからです。

そんなふうに「いかに役立つか」よりも「意味あること」をする、そんな価値観が少しづつ浸透しているのではないか、

それとともに瞑想が広がっているのではないかと感じています。

ただ座り、心を落ち着け、自分と向き合う貴重な時間・・・瞑想がそんな一助となれば幸いです。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

日本一わかりやすい瞑想・コミュニケーションセミナー講師。小学生・大学生、社会人、外国人に約5000人以上、のべ1万時間の授業・セミナーを行ってきた。元早稲田大学非常勤講師。ビジネスパーソン向けのメンタルヘルス・ウェルビーイングのための瞑想セミナー、コミュニケーションセミナーを実施中。セミナー・講演・取材お問い合わせはサイトから