TBS「マツコの知らない世界」で「瞑想の世界」というテーマが取り上げられました。
画像:http://www.tbs.co.jp/matsuko-sekai/より
・・・ということで、マツコの知らない世界の「瞑想の世界」はどんな番組でしたでしょうか?
ゲストの相川圭子さんは瞑想マスターと言われている方です。
相川さんは、確かにカリスマですが、そこまでいかなくても、私たちのような普通の人でも瞑想は十分活用することができるのです。
そんな普通の人にもできる瞑想の活用方法をご紹介しましょう。
「いがいと『瞑想の世界』はハードル低そうだなー」
「『瞑想の世界』って面白そう」
って、瞑想のことに興味を持ってもらえたら、瞑想愛好者の私としては嬉しいです!
「マツコの知らない世界」でも、マツコさんはおっしゃっているようですが「とにかく、しょっちゅうイライラする」のがお悩みのようですね。
あれだけ売れっ子人気スターになってしまうと、そうでしょうねー。
また、マツコさんは
「いつ、人気が落ちるのかもわからない」
「老後のことを考えたら、貯金しなくちゃ」
という不安も口にしています。
まぁ、ストレスはほんと大きいことだろうとお察しします。
そんな、「イライラ解消」「ストレス解消」には「瞑想は絶大な効果」があるんです。
なぜなら、瞑想は「イライラ脳」「ストレス脳」の構造を変えてしまう効果があるからです。
つまり「瞑想すると脳の構造が変わる」んです。
「イライラ」も「ストレス」もそれらを感じるのは「脳」です。
特に扁桃体という部分が司っています。
それに対して、そういう感情を「まぁまぁ、冷静にいこうよ」とコントロールしているのが前頭前野です。
わかりやすくいうと、「気持ち」とか「気分」などを前頭前野がコントロールしているのです。
この「イライラ」も「ストレス」と「まぁまぁ落ち着いて・・・」というせめぎ合いは
扁桃体 VS 前頭前野のせめぎ合いなのです。
それで、最近の研究調査では、瞑想によってこの前頭前野コントロール力がアップする、ということが言われるようになってきました。
確かに、瞑想をやると・・・しかも1回だけでもしてみると
・心が落ち着く
・頭がスッキリ
・リセットされた感じ
などと言われますね。
私はよく瞑想セミナーなどでは
「瞑想をやると俯瞰(ふかん)する力が上がる」と言いますね。
これは、私自身がめちゃくちゃ実感していることで「イライラ」「不安」「恐怖」などという感情をまるで外から眺めているような感じ。
「ああ、ちょっと不安感じちゃっているな」
とか
「ああ、今ムッとしているな」
とか・・・
あるいは、それすら感じずに、嫌な感情がただ通り過ぎていくような、経験をしています。
実際、例えば海外では刑務所の更生教育なんかにも瞑想が導入されているそうです。
それで「攻撃性」や「不安」を少なくし「心の落ち着き」を取り戻しているようです。
こんなふうに脳の作りまで変えてしまう、瞑想ってほんとすごい!
私の瞑想効果の体験記事はこちらからご覧いただけます
しかも、一流はみんな瞑想をやっている!
画像:http://www.tbs.co.jp/matsuko-sekai/より
さて、番組の中では相川さんの瞑想ガイドでマツコさんは瞑想に挑戦していました。
あれを見ると
「自分ひとりでは、できないのかな?」
「なんか難しそう・・・」
と感じてしまうかもしれませんね。
しかし、
そもそも瞑想のやり方はほーーーーんとに星の数ほどあります。
どれをやったらいいのか、迷ってしまうくらいですが、実際やってみると自分がやりやすい方法ってあるので、それを続けてみるといいですよ。
今回は、誰でもできるすごくオーソドックスな方法をご紹介しましょう。
瞑想のやり方 超簡単5ステップ
ステップ1 あぐらをかくか椅子に座る
コツ1 もし、床に座るのだったら座布団などを
2つ折りにして、お尻の下に引くといい
コツ2 手のひらは上向き
コツ3 体を左右に揺すって、お尻の下のコリコリした骨、
坐骨(ザコツ)を床に突き刺すイメージ
↓
ステップ2 まぶたを閉じる
コツ ぎゅっと閉じずに、目を閉じたまま
下向き45度くらいを見ているイメージ
↓
ステップ3 ゆったり深呼吸を始める
コツ1 ゆったりと深呼吸を10回くらい繰り返す
コツ2 鼻から吸って、鼻から吐く腹式呼吸
コツ3 深呼吸のリズムは 吸って3 吐いて6 くらいのカウントで
↓
ステップ4 20分間そのままの状態で座り続ける
コツ 自然な呼吸で行う
↓
ステップ5 20分間終わったら、続けて5分−10分横になる
コツ ただゆったりと・・・
↓
そして・・・
ゆっくり起き上がる
まずは、これだけです!
カンタンですよね。
カンタンですが、注意点もあります。
こんなことを心がけてみましょう。
瞑想のやり方における注意点
1 なるべく音や明るさなどが入らない状態で行う
→静かな、明るすぎない場所。もし家族と一緒に住んでいる場合には
途中に大きな声や音など立てないようお願いしておきましょう。
2 食後やアルコールを取った後は避ける
→食前が良い。お腹一杯だと意識が消化の方にいってしまうため。
3 眠ってしまってもよい
→ただし、眠るためにはやらない。ですから、
椅子にでもよいので座って行いましょう。横にはならない。
4 雑念が浮かび上がってもよい
→雑念を払いのけようとして、イライラするのはよくありません。
5 20分間はタイマーなどでは測らず、時計をチラッと見て測る
→タイマーだとその音に驚くので、避けたい。
時間はだいたいでいいので
薄眼を開けて時計を見て、だいたい20分過ぎたら
瞑想をやめてください。
そして、とても大事なことは
瞑想を頑張らないことです。
あぐらで足がしびれてきたら
足をくずしてください。
椅子に座ったり、壁に寄りかかったても
構いません。
瞑想は寝るのと起きているのの
はざまくらいで行うんです。
だから、ゆる〜くやることが大事。
雑念がいろいろ出てきたり
集中できなくても
決してイライラしないで!
そして、「マツコの知らない世界」では、スタッフが実際瞑想合宿に行っていました。
そうなんですよ!
瞑想は毎日家で続けて欲しいのですが、時々集中して(最低2泊3日)非日常的な環境に身を置いて行うと、一気に効果が上がります。
なぜなら、瞑想をするためには「環境」が大事!
瞑想を集中するのにふさわしい環境で行う必要があります。
それは、基本的には「自然」の中です。
よく言われるパワースポットみたいなところって、そこにいるだけでパワーもらえるような所ですよね。
空気が澄んでいて
美しい山や川、緑がたくさんあり
人が多くない
そんな所です。
そして、そんな非日常の中である一定期間瞑想に集中してみると・・・・
まるで「生まれ変わった」ような感覚を取り戻せるようになります。
これを瞑想リトリートと言います。
私は、これまで高野山、長野県戸隠神社、栃木県那須塩原、神奈川県湯河原・・・などで行ってきました。
ですから、瞑想リトリートのまるで「生まれ変わったような感覚」は実感しています。
特に、ストレスが多い現代人にとって、ときどき静かな環境で自分と向き合う時間を取ることは必要なのではないか、と強く感じています。
ちなみに、マツコの知らない世界 では瞑想合宿ではずっと瞑想をし続けているようですが、私の瞑想リトリートでは1日2回だけです。
むしろ、やり過ぎないようにします。
なぜなら瞑想とは全てを手放してリセットすることだからです。
ですから「頑張る」ことも手放す・・・
そんな考え方で行っていますので、無理はしません。
っていうか、ずっと寝ちゃっている人もいます・・・笑
でも、いいんです。
「真面目に瞑想」というより「あるがままの瞑想」を目的にしています。
それは瞑想のやり方によって、それぞれですから、あなたの好きな方法を選んでみましょう。
・瞑想のやり方はいろいろ、自分に合ったものを探してみよう
・瞑想は続けてみて、効果がある
・ときどき瞑想リトリート(2泊3日の合宿)をすると一気に効果を体験できる
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