これが英語への偏愛?!
いつもは瞑想や自己啓発のブログを書いているんですが、久々に英語ネタです。
私は実は英語好きです。
英文科ではないにも関わらず、英語を独学。
そして、どーしても叶えたかった夢。「イギリス留学」をしました。(ずいぶん前になりますが・・・)
そして、研修会社で英語の研修をしたり、社長が開発した独自の英語メソッドの研修、教材、そして著作を作ってきました。
特にこの本は累計16万部のベストセラーになりました。
「英語は『インド式』で学べ!」
私がどれだけ英語にお金と時間を注いできたかはこちらから・・・
まぁ、英語オタクだった私なのですが・・・久々にそんなオタク・・・い、いえ、英語エキスパートに出会ったので、その英語偏愛ぷり?!をぜひご紹介したいと思います。
私が考える英語オタクとは、以下でご紹介しているような英文について
「この英語これでいい?どう思う?」などと聞かれると・・・
・それだけでゾクゾクするほど嬉しい♪
・もう、ルンルン♪しながら辞書(もちろん英英辞典)とかいろんな文献当たるのが楽しい☆
・ワクワクしながら、その英語についてネイティブと語り合ってしまう♥
このような条件を満たす人を「英語偏愛者」・・・い、いえ「英語エキスパート」としています。
そして、そのエキスパートとは私が入っているコミュニティ「ブログ・マーケティング・スクール」の
Tak石河さん
こんなマニアックなブログを書いています。
大阪発!現役外資系サラリーマンが教える【ビジネス英会話塾】
https://www.bizengconversation.com
プロフィール
https://www.bizengconversation.com/ishikawatakashiprofile/
それで、Tak石河さんがこの度コミュニティ「ブログ・マーケティング・スクール」会員限定で「英語相談室」をしてくださいました。
「う、嬉しい!!」
なぜなら、私は今度「瞑想アート」的なyoutube動画を撮るので、英語でちょっとナレーションを入れようと思って、英文を作っていました。
でも、絶対誰かにチェックしてもらわなければならず、以前から石河さんのブログを拝見していたので「お願いしてみようかな」と密かに企んでいたのが、先週のことだったのです!!
なんという、偶然。
なんという、引き寄せ。
私、超ラッキー!!
それで、平然と長々と英文を送ってしまいました。
そしたら、なんと、翌日にはお返事をいただき、もう、感激です。
「なんか、お忙しいのに長い文送って悪いなー」と思ってはいたのですが・・・
お返事はなんだか、英語に対する愛と喜びあふれ(勝手な想像ですが・・・)
「ああ。やっぱり英語がすごーーーーーーーーーーーく好きなんだなぁ」と感じた次第です。
(石河さん・・そうでもなかったら、ごめんなさい)
それで、内容も素晴らしいのでこのブログでご紹介したいと思います。
私だけにとどめておくのは勿体無い内容なので。。。
***注意点****
・英語オタクにはゾクゾクするほど楽しく、興味深い内容になっています。
・普通の人は読むと頭が痛くなると思いますので、ざっと眺めて「Tak石河さんの英語愛」感じてください。
私からの英語の質問
まずは、私の質問メールから
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今度の日曜日、プロモーションも兼ねて、「瞑想アート」的な映像を創る予定です。
その際のタイトル案と私の解説文の英訳をチェックしていただけますでしょうか?
1 タイトル案:映像のテーマは、「市中の山居(しちゅうのさんきょ)」
周りが騒がしく、目まぐるしい中においても心を落ち着かせること、という意味を込めています。
現代社会で瞑想をすることはそんな意義があると思います。
私が考えているのは
Noisy of silence
Busy of silence
Silence in the City
とか・・・ニュアンスを伝えたい感じです。もし、どれも伝わるようでしたら、映像ができてから選ぼうと思います。
タイトルとしてニュアンス伝わらないなー、と思うものがあれば教えてください。
あと、もっといいのがあれば教えてください。
2 私の解説文
英語:
The theme of this movie is “ 考え中 ”.
This is to settle down my mind in this busy and noisy society,
which expresses such a thing meaning meditation in modern society.
Actually, modern society takes a huge amount of information from the Internet on a daily days, and the speed of change is tremendous which makes us difficult to be quiet and live like ourselves.
Because it is such a time, meditation is necessary.
I tried the ancient meditation method which I am doing as a metaphor in contemporary Tokyo.
finally, I believe it has finished as an interesting work as one art.
So, hopefully when you watch this movie , you’ll find the meaning of mediation in this era and enjoy it.
日本語:
これは、忙しく騒々しいこの社会で自分の心を落ち着け、自分らしくあることが
現代社会で瞑想をやる意味である、そんなことを表現しています。
実際、現代社会はインターネットから膨大な情報を日々浴びて、また、変化のスピードが凄まじく私たちは心を落ち着け、自分らしく生きることが難しくなっています。
そんな時代だからこそ、瞑想は必要とされています。
そのメタファーとして私がやっている古代瞑想法を現代の東京でやってみました。
一つのアートとしても興味深い作品に仕上がっていると思います。
これで今のこの時代に瞑想をする意味を感じてもらえると嬉しいです。
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この英文は私とgoogle翻訳の合作?!です。
私は「google翻訳」なかなかやるなー、と思っていました。
しかし!!
英語エキスパートにとっては、まだまだ足りなかったのです・・・
Tak石河さんからの回答 タイトル案
(1)タイトル案
Silence in the City が一番伝わります。他の2つの案につきまして:
①Noisy of silence
Noisyは形容詞なので、Noisiness of silenceになると思いますが、すると、英語的にはsilence=Noisiness(静かさ=騒がしさ)となって、矛盾に聞こえます。
仮にSilence in Noisinessとしても、やはり(静かさと)相反する概念の騒がしさの中に、静かさがあるのは通じないと思います。
②Busy of silence
こちらも、Busyは形容詞なので、Business of silenceになると思いますが、同様に、忙しさ=静かさとなって、変に聞こえます。
以上の理由から、タイトルの3案の中では、’Silence in the City’が、私には最もしっくりきました。
ちなみに、細かい所ですが、cityは特定の都市や、何か視聴者さんと共通認識のある都市を意図されていますか?
もし、一般的な「都市、都会」であれば、’silence in a city’が良いと思います。(ただし、英語のタイトルで、aではなく敢えてtheにするケースもよく見ますので、然程違和感はありません)。
また、これはご参考ですが、’the City’と大文字にすると、ロンドン(イギリス)の旧市内の中心部の意味も出てきます(が、何かのタイトルを大文字にするのはよくあるので、この場合間違いではありません)
そして、他のタイトル案ですが、Tak石河案としては’Peaceful lifestyle in a / the city’を挙げさせてもらいます。
これは、「都市、都会の中での平穏な生き方」ですが、おそらく上原さんが、瞑想を通じて、視聴者さんに得てほしいのはそういった生き方ではないか?と推察しました。
す、すごい。そうとしか言いようがない。
Tak石河さんからの回答 解説文
【上原さんの元の文章】
The theme of this movie is ” Silence in the city ”.
This is to settle down my mind in this busy and noisy society,
which expresses such a thing meaning meditation in modern society.
Actually, modern society takes a huge amount of information from the Internet on a daily days, and the speed of change is tremendous which makes us difficult to be quiet and live like ourselves.
Because it is such a time, meditation is necessary.
I tried the ancient meditation method which I am doing as a metaphor in contemporary Tokyo.
finally, I believe it has finished as an interesting work as one art.
So, hopefully when you watch this movie , you’ll find the meaning of mediation in this era and enjoy it.
【添削(案)】
省略 すごい量なんで・・・
【解説】
長くなりましたので、以下修正箇所ごとにコメントしています。
①This is to settle down relieve my mind of the stress in this that comes with living in a busy and noisy stressful society environment.
settle down… to retire / to live a normal and peaceful life away from the city
の意味で、場所や生活を落ち着かせる(家族をつくり、落ち着くといった場合もOK)のに使います。下記が例文です。
ex. I’m already 45 years old and I think I’m ready to settle down and start a family of my own.
心や心情的なものについては、relieveがいいと思います。
そして「何から」解放されるか、安心できるかですが、ここでは原案から「日々の環境から来るストレス」と意をくんでみました。
そして、最後のsocietyですが、一見自然に見えますが、この文では不自然なんです。
society…The aggregate of people living together in a more or less ordered community. (Longman Online Dictionary)ですが、非常に大きな漠然としたイメージになります。
この場合は、(ストレスを感じるのは)貴方の置かれた環境・場所など、であるため、一例としてenvironmentが適切と判断しました。
②②which expresses such a thing meaning meditation in modern society.
You’ll be able to appreciate the value of meditation in a more busy and stressful environment as opposed to a peaceful place.
こちらは、「瞑想の意味」をどう訳出するかですが、meaningは、かなり具体的(例えば、言葉の「意味」など)のシチュエーションでないと通じにくいです。
ここでは、「瞑想の価値に気づく」と意味を取り、appreciate of meditation…としてみました。
③③Actually,(←消去するか’In fact’にする) modern society takes rapidly consumes a huge amount of information from the Internet online information on a daily days basis which makes our lives even more difficult to live., and the speed of change is tremendous which makes us difficult to be quiet and live like ourselves.
ここは、文章が回りくどいところがあったので、をスマートにしてみました(おそらく、意図されていたのはこういうことかと…)
また、最初のActuallyは、口語でよく使いますが解説「文」のように文書ではふさわしくないです。
消去するか、またはIn factあたりにするのがよいとおもいます。
④Because it is such a time, meditation is necessary. Thus, making meditation is a necessity.
お気持ちはすごい分かります!「こんな時代だからこそ」を表現したかったと思いますが、it is such a time…では伝わらない(表現として成立していない)です。ここは、よりシンプルにしてみました。
④以前の文章で、現代でのストレス等を言及していたので、これで十分だと思います。
⑤I tried the ancient meditation method which I am doing as a metaphor in contemporary Tokyo.
ごめんなさい、ここは意味が分からなかった部分です。「メタファーとして」に意味されていることをお教えいただけますか?
ちなみに、英語でmetaphorとは、a way of describing something by referring to it as something different and suggesting that it has similar qualities to that thing (longman Online Dictionary)となり、要はa figure of speech(比喩、修辞)の意味になります。以下のような例です。
ex. My brother didn’t shed a single tear when my father dies. He has a heart of stone.
この場合、a heart of stoneは、以下のmetaphor(比喩)になります。
heart of stone / cold-hearted / he’s emotionless / emotionally numb / impervious to pain(全て、「冷淡な/無感情な」という意味です)
⑥finally, I believe it has finished as an interesting work as one art.
Here in Tokyo, I have completed my ancient meditation method and I have come to realize that it is quite similar to a form of art.
ここは、上原さんがおそらく含意されていることを示してみました。前出の、東京、古代瞑想法といった語をこの文章に持ってきています。
⑦So, hopefully when you watch this movie, you’ll find the meaning of mediation in this era and enjoy it.
I truly hope that this movie shows you the value of mediation in this day and age. Enjoy!
最後は、上原さんの原文で意味は大体通じると思いますが、より分かりやすくしてみました。
無生物主語を使うと、文章が短縮でき、かつ英語らしくなります。
最後のthis eraは、「(昔のことを指して)この時代」というように使われるケースの方が多いので、in this day and ageとしてみました。
要はnow(今)の意味ですが、より現在の日々に焦点が当てた感があります。
・・・・って、この後ネイティブさんのチェックも続くんですが。
いいのか!これが無料で!
石河さん、こんなの何で翌日返信できるんですか??
徹夜ですか??
もう、驚きです!!
もう、私の予想を300%超える、回答をいただき本当に感謝・感激でございます。
その上・・・・
「ぜひ、撮影までにいいものにしていきましょう!」との優しいお言葉。
“Oh! my God!! (オー マイ ゴット!) Oh! my Mr. ISHIKAWA!(オー マイ ミスター石河!)”
てなもんです。
というわけで、この英文添削・・・・
間違いなく、英語オタクの方々にはゾクゾクする喜びを・・・
そして、オタクじゃない方々には驚きを与えるでしょう。
こんなふうに「好き」から始まることって、本当にすごいパワーを持っているんです。
「英語好き」で英単語覚えたり、いろいろ勉強して、試験受けたり(石河さんはなんと英検1級を取ってらっしゃいます)して、ただ向上していくのが最初は喜びなんですが、実は、気づくと「好き」から、いろいろな世界や人のつながりできてきます。
英語を通して、世界と、人と繋がっていけるって本当に何にも変えがたいものなんです。
私の勝手な想像ですが・・・英語熱から高じて、世界を広げていくって、そして、人に何かを与えられるって本当にすごいことだと思います。
しかも、それが苦労じゃなくて「楽しい!」
そんなことを感じさせてくれた石河さんの「英語愛」でした・・・
I appreciate for your advice which makes me impressed….
Thank you so much!!
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