瞑想をすると、なぜ創造性が高まるのか
「今の多くの仕事がAIにとって変わられる、あと人に残されているのは『創造的』なことだけだ」
なんてよく言われますね。
確かに、ここだけはAIにはどーしてもできないところ。
だから、AIに取って代わられないようにするためにも、あなたの「創造性」は高めておかないとですね。
では、あらためて「創造的」ってどんなことかを考えてみましょう。
一つは、まさに文字通り「創り(造り)出す」ことですよね。
「作品を創り出すこと」これはわかりやすいですね。
アーティストは色々な作品を作り出しているので「創造的」ですね。
また、「アイディアを創り出すこと」も含まれます。
そうすると、色々なビジネスのアイディアを出し、事業を起こしている事業家の人も「創造的」です。
そんな創造性は瞑想をすると高まるということはよく言われています。
実際、アーティストので瞑想をしている人は本当に多い。
・マドンナ
・ミランダ・カー
・レディー・ガガ
・ビートルズ
・デビット・リンチ
・クリント・イーストウッド
あとは、この方も創造的という意味ではあげておかなければなりません。
スティーブ・ジョブズ
ですよねー。
まぁ、この方々だけでも瞑想は創造性を高めることを実証しています。
また、ある実験から「瞑想によって様々なアイディアが出された」ことが実証されています。
研究でも証明されている、瞑想による創造性の向上
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オランダ・ロッテルダムのエラスムス大学の実験で
129名の被験者(全員学生)を3つのグループに分け、
「ドローンを使ったビジネス・モデルをできるだけ多く考え出す」という創造的作業をしてもらいました。
グループ1には、ブレーンストーミングを始める前に、個々人に10分間の音声ガイダンス付きマインドフルネス瞑想をしてもらった。
グループ2には、10分間のニセの瞑想練習をしてもらった(心を解放して自由に考えるように指示した)。
グループ3番目のグループは何もせず、すぐにブレーンストーミングを始めてもらった。
3グループとも、考え出したアイデアの数はだいたい同じで、説明文の長さも似たようなものだった。
大きな違いは、瞑想したグループの出したアイデアが、はるかに多様性に富んでいたことだった。
瞑想を行わなかった2グループの各人が出したアイデアは少なくとも2つのカテゴリーに分けられたのに対し、
瞑想をしたグループのアイデアは4つのカテゴリーに分類できた。
・・・・とあり、実際もっと詳しくその時の心の状態を聞いてみると、瞑想をしたグループはしなかったグループに比べて
「ポジティブ」「リラックス」な状態であることがわかりました。
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また、脳の動き的には「一つの全体として調和的に機能していること」があります。
これ、納得ですね。
例えば、何か楽器の演奏をすることは「創造的」ですが、このとき
脳の中では音の音程を判断する機能、
そして、リズムを感じる機能、
あるいは様々なイメージを思い浮かべる機能、
また、手を使うなら、その運動機能・・・・
と、ありとあらゆる脳の機能が動きながら演奏をするわけです。
これが「一つの全体として調和」している状態です。
創造性ってそもそも何かと何かの組み合わせなわけで、個人でいうとその人の経験したことの組み合わせわけです。
これも「一つの全体として調和」と重なりますよね。
瞑想でそんな「脳内の調和機能」が高まるという研究結果も出ています。
脳のある部分が活動しているとき、それは脳波計によって測定することができます。
↓
そうした脳の異なる部位の脳波をコンピューターで処理することで、各部位の脳波の同調率を計算することができます。
↓
もし、異なる部位の脳波が同調していれば、それは脳の異なる部位が互いに結びついて全体的に機能していることを意味します。
その測定によると・・・
通常、脳が活動しているときには、同調度は30〜40%ぐらいで、あまり高くありません。
しかし、瞑想しているときには、脳波の同調率が90%にまで高まることが、示されています。
このように、瞑想体験は脳全体に影響を及ぼして、脳が一つのより統合された全体として機能できるようにします。
瞑想によって創造性が上がった、という現象は「脳の同調性」が上がったことからも証明されているんですね。
それで、卑近な例ですが、確かに私は独立してこの半年近くで、
実際、本を1冊出版、ブログ250記事、youtube動画作成、podcast 30回、メルマガ64通作成、と
とにかく情報発信を連打してきました。
ネタは尽きないのか?となりますが・・・・
想像していたより尽きてないっていうのが実感です。
もちろん、たまに「何書こうかなー。うーん」ってなることもあるのですが、まぁ半年続いて、今も毎日続いています。
もう、とにかくどんどん生み出している感じ。
毎日2回瞑想をやっているんで。あと瞑想合宿も3、4回と。
そういう意味でも、瞑想はやはり創造性をあげるなーと実感しています。
一番の創造性とは自分らしくあること
作品を作ったり、アイディアを出したりは「創造的」であることのわかりやすい例なのですが・・・
私は究極の創造性とは「自分らしくあること」だと思っています。
最初にあげたアーティストとか実業家とか考えてみるとわかるんですが
この人たちの共通点は「自分らしくある」ってことだと思いませんか?
ピカソはピカソらしい絵を描き、そして、ピカソらしい人生を生き
エジソンはエジソンらしい発明をし、エジソンらしい人生を生き
スティーブ・ジョブズはジョブズらしいイノベーションを起こして、彼らしい人生を生きました。
創造的であることは、その人らしいこと、そして、その人らしさがあるときは創造的なことなんだと思います。
そして、決してアーティストだけが創造的なのではない、
才能なんかなくても創造性は発揮できる、自分らしく生きていればと思います。
誰でもできることなのです。
そういう意味では、現代は「自分らしくあること」が難しくなっています。
あまりにも情報が多すぎて、「これがいい!」「これはダメ!」っていうことがありすぎて「自分が本当に望むことは何か?」がわかりづらいんですよね
だからこそ、瞑想をすることで自分と向き合って「自分らしさ」を発見してみる。
とても有意義なことだと思います。
こんなふうに瞑想をするだけで、本当の自分を知り、そして自分であることができるのです。
このブログ記事をわかりやすく解説している動画
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