瞑想の歴史が長〜い歴史といろいろなやり方があるって知ってた?
瞑想っていつ頃から始まったか知ってるかい?
えー、そりゃ相当昔じゃないですか?日本で始まったんですか?
そうだね、相当昔は当たっている。でも、日本じゃないよ。インドで始まったんだ。
ああ、確かに、そんな感じはしますね・・・でも、いつ頃なんだろ?1000年くらい前?
いやー、もっと前、ずっと前なんと!今から5000年も前からとも言われているんだ
ひえー、そんな・・・前なんですか
瞑想の歴史は相当長〜い
そうなんです。
歴史的な資料としてもっとも古いのが、モヘンジョダロの遺跡から発見された印章のなかにあります。
モヘンジョダロはハラッパーとともにインダス文明の中心都市であり、いまから約5000年前、紀元前3000から2500年にかけて繁栄した街です。
だから、瞑想はいまから約5000年前にもうおこなわれていたわけです。
そして、
いまから約2500年前(紀元前500年)にブッダは、ブッダガヤの地で悟りを開いた時に行っていたのがこの瞑想だったのだとか。そんなふうに言われています。
悟りを開いた時、大きな菩提樹の木の下で深い瞑想を行なっていたんだとか・・・・
ちなみに、ブッダという言葉は「叡智を得た人、悟りを得た人」という意味で、これは名前ではありません。
それにしても、5,000年前に始まり、2500年前にはブッダがやっていた瞑想ってすごいですよね。
ほとんど人類の歴史ととも続いている、と言ってもいい。
そして、そんな瞑想が巡り巡って日本に入ってきて「禅」になったわけです・・・
瞑想のやり方はいっぱいあるんです
瞑想がいろいろアレンジされて日本では「禅」となったように、世の中にはいろいろなスタイルの瞑想があるよ
えー、そうなんですか??
うん、もう、それは星の数ほど・・・
またまた、ひえ〜って感じ。星の数ほどですか・・・・
うん、じゃまたその中からほんのすこし代表的な瞑想のやり方を紹介しよう
禅もそうであるように、基本目を閉じて座る、というのは同じです。
超越瞑想
超越瞑想(ちょうえつめいそう、英:Transcendental Meditation トランセンデンタル・メディテーション、略称:TM)は、インド人のマハリシ・マヘーシュ・ヨーギー(本名マヘーシュ・プラサード・ヴァルマー,1918年頃 – 2008年)によって1950年代に知られるようになった。ヒンドゥー教に由来するマントラ瞑想 である。
これは通称TM瞑想といと言われる瞑想法です。
それぞれの人に授けれた、マントラという音を心の中で唱えながら瞑想をします。
こうすると、雑念が出てきたらマントラを唱えることで、また瞑想に集中することができるのです。
このTM瞑想は世界的にもかなり有名でビートルズ、デビット・リンチはじめ本当に多くのセレブの人たちがやっています。
ヴィパッサナー瞑想
ヴィパッサナー瞑想は、ナーマ(こころのはたらき)とルーパ(物質)を観察することによって、仏教において真理とされる無常・苦・無我を洞察する瞑想である。ヴィパッサナーは「観察する」を意味する。
これもTM瞑想と同じくらい、有名な瞑想法です。
まず心を集中させるために、自然な呼吸を観察することから始めます。
これを繰り返してくると、自分自身の
精神と肉体が常に変化しているというその性質を観察できるようになってきます。
これが高じて、「無常・苦・無我を洞察する」高い境地に入れるわけですね。
もともと、この瞑想法はブッダがしていた、と言われるくらい古いものです。
そして、仏教が期限なので、そんな精神性と深くつながっているんですね。
このヴィパッサナー瞑想を集中してやるための10人間の合宿は有名です。
この瞑想用に作られた施設で10日間瞑想するのです。
その間は、人と喋ってはダメだし、人と目を合わせてもいけない。
食事とか以外はずっとそれぞれ瞑想するそうです・・・。
すごいですよね。
数息観
これは有名な座禅の一種で、座禅をしながら自分の呼吸を数えるというものです。
古代インドから始まり → 中国 → 日本 に入ってきたのだそうです。
これも歴史が長くてすごいですね。
この数息観も極めていくと、他の瞑想と同じ「三昧」無我の境地に行けるんだそうです。
阿字観
これは弘法大師空海が インド → 中国 に伝わった瞑想法を日本に伝えたました。
ですから、密教真言宗の瞑想方法です。
これは「阿」という文字を見て、
呼吸を意識しながら瞑想するんだそうです。
「阿」という文字は、真言密教でいうすべての源である大日如来という仏様を表しています。
大宇宙、全てを超越したあらゆるものが「阿」という文字なんだそう。
これは珍しく、目を開けてやるんですねー。
ああ、今度これやってみよう。
マインドフルネス瞑想
これは今かなり流行っていますよね。
これは瞑想や禅がアメリカから逆輸入してきた感じです。
マインドフルネスとは「今、ここにある」その状態を観察すること。
そうしている状態がマインドフルネス瞑想だ、ということです。
まぁ、やっていることは「座って、目閉じて瞑想している」ことですね。
これは、もはや「認知行動療法」の1つと言われています。
ですから、脳や体への健康効果についての研究がものすごく行われています。
これは、シリコンバレーのグーグル社やインテル、アップル他多くの企業でも取り入れられているトレーニングですね。
瞑想にはその他食べる瞑想とか歩く瞑想などもあり、なんでも瞑想になっちゃっている感じがありますねー。
まとめ
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”miky.jpg” name=”悩める30代ミッキーさん”] 瞑想って、本当にすごい種類があるんですね[/speech_bubble][speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”gandh.jpg” name=”瞑想達人ムンリさん”] うん、目をつぶって座るというのは基本だけど、最近は本当に色々なものが出てきているね。でも、忘れちゃいけないのは形とか技術には囚われては、もう瞑想ではないってことだよ。瞑想は心や意識の状態がどうなのか?が一番大事だからね[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”miky.jpg” name=”悩める30代ミッキーさん”] なるほど、やり方にこだわるより、どういう状態かが大事なんですねー[/speech_bubble]
確かに瞑想法は星の数ほどあります。
でも、一番大切なことは「やり方」より「あり方」、どんな状態で瞑想をしているかだと思います。
そして、インドから始まった瞑想が日本まで来て「禅」になったように、それぞれの地域や文化で。
また、究極はその人それぞれで瞑想法は違っていいと思います。
というか、何かの流派とか型にはめるのは「瞑想」の「あるがまま」「全てを手放す」ための本質と違ってきてしまうと思うのです。
ですから、私は瞑想を教える時にはある程度の瞑想の基本や雛形は教えますが、それにこだわらないでほしいと伝えています。
ぜひ、それぞれの「瞑想法」を築いていってくださいね。
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