姿勢だけで効果10倍!
瞑想すると、ずっとあぐらかいて座っているんで足がしびれちゃって・・・って
いう人は多いですね。
たしかに瞑想をするときにどんな姿勢をとるかは、瞑想の集中度合いにも関わってきます。
ですから、正しく、しかもラクに良い姿勢を取り続けていられるコツをご紹介しましょう。
瞑想での正しい姿勢とは・・・
瞑想での正しい、あるべき姿勢とは、どっしりと地に腰を落ち着け、なおかつ体全体はふわっと自然でいること。
矛盾しているようですが、実はこの どっしり、ふんわり がとても大事なのです。
そして、それを両立しているのが理想の瞑想の座り方です。
1 あごを引いて、背筋を伸ばすことがすべての基本
背筋をしっかり伸ばすことは、背骨を通る気がスムーズに通りやすい、とも言われています。
そうすると、瞑想にも集中できるのです。
また、背骨が曲がっていても、反りすぎていてもいずれにせよ腰に負担がかかり、痛くなってきてしまいます。
ですから、背筋を伸ばす、そして腰をまっすぐ立てる必要があるのです。
これはお尻の下にある、コリコリとした坐骨を床に突き刺すイメージで座ってみることです。
また、そのときにあごが前にですぎていないかも注意しましょう。
現代人はPCに長時間向かってい、どうしてもあごが前にでやすい傾向があります。
これもまた、瞑想をしているときには疲れてしまう原因になりますので、
ちょっと意識してみるといいでしょう。
2 椅子に座る
あぐらをしていて、どうしても苦手なら椅子に座っても全然かまいません。
瞑想は修行ではありません。
むしろ大事なことは、がんばることを手放すことです。
自然にラクにいられることがとても重要なのです。
体が自然にラクだと心もそうなってきます。
ですから、椅子に座ることは構わないのです。
実際椅子でやっている瞑想会もよくあります。
そのときもポイントはとしては、背筋を伸ばし、あごを出しすぎないことです。
椅子の上でも坐骨を立てるように座ってみましょう。
3 ストレッチをする
体と心をリラックスさせるために、また背筋を伸ばすためにも軽くストレッチをすることをオススメします。
また、ストレッチをするのが大変だったら、口と手先を緩めるといいでしょう。
やり方はこちらから
これだったら3分間でできます。
そして、リラックス効果もあります。
少しでも余計なところに力が入って、疲れないようにそのための準備をすることをオススメします。
4 座布団などで腰を高くする
腰を立てるための道具を使うといいでしょう。
瞑想ようにこのような専門の座布団があります。
こいう感じで座ります。
また、このような道具がなくても、座布団を畳んでそのうえにお尻の後ろ側だけ乗せてみる、
タオルを丸めて、その上に座ってみるなどをしてみるといいでしょう。
こんなちょっとした道具を使うことで、良い姿勢を保ちやすくなります。
5 臍下丹田を意識する
準備や道具を整えることができたら、今度は意識です。
恥骨の上あたりにある、臍下丹田(せいかたんでん)を意識してみましょう。
正確には臍下の一点といいます。
丹田という面ではなく、一点だけのことです。
ここの一点を意識するだけで、姿勢が良いだけでなく、体の余分な力が抜け、自然な状態でいられるのです。まさに どっしりとふんわりができます。
そのためには、この一点が床にあるかのように感じることがポイントです。
そのくらい深ーい、下の方にあると感じること。
これもあまり深刻に真面目に探さなくて大丈夫です。
自分で感じ、意識するだけOK!
まとめ
瞑想のときの理想の姿勢はどっしり、ふんわり
これを目指して
1 あごを引いて、背筋を伸ばすこと
2 椅子に座ってもよい
3 ストレッチをする
4 座布団などで腰を高くする
5 臍下丹田を意識する
最初は難しく感じるかもしれませんが、とにかく頑張らずに、らくな方法を試していきましょう。
そして、もちろん慣れもありますから、毎日続けることが大切です。
この瞑想の坐法ができてくると、普段もどっしり ふんわりができるようになり体のこわばりがなくしかも安定感がでてきて動きがラクになってくるはずです。
ぜひ、そんなふうに楽しみながら正しい姿勢を身につけていきましょう!
コメントを残す