人には魔法のツボがあった!それが瞑想への10倍集中できるようになる
瞑想に集中するって、なかなか難しいものですね。。。
慣れている私だって、次々と雑念が浮かんできては集中を邪魔します。
そんななかなか瞑想に集中できない、また、普段もやっていることになかなか集中できないという人に・・・・
これだけやれば、すぐ10倍集中できるコツをご紹介します。
臍下の一点とは
瞑想に10倍集中できるコツ。
それは「臍下(せいか)の一点」に集中することです。
この「臍下の一点」とは、「臍下丹田(せいかたんでん)」のことです。
どこかというと、おへその下3寸と言われていて・・・
おへその下というより、ほとんど恥骨の辺り。
また、お腹の表面ではなく、奥の方、深層の部分です。
ここを意識する、この部分に意識を傾けてみてください。
臍下の一点の威力とは
この下腹の部分って、よく重い物を持ったり、動かしたりとする時に力を込めたりしますよね。
ところが!本来の目的、それは・・・
下腹は肉体的な力を込める所ではなく、心を鎮める所なのです。(藤平光一著「氣の呼吸法」より)
丹田とはもともと「田」を表しています。だから、下腹を意識したら当然力が入ってしまいます。
ですから、意識を集中させるのはその丹田の中でも、むしろ下腹に力の入らない所、
そこを「臍下の一点」といいます。(藤平光一著「氣の呼吸法」より)
面ではなく、点なので力まず、集中できます。
そして、ここに集中することを「心を統一する」「心が集中する」と言うのです。
ですから、意識しやすいように「一点(いってん)」と口に出して言って、あるいは心の中で言ってみることをオススメします。
逆にビックリしたり、落ち着かないときは「臍下の一点」が抜けてしまったとき、
そんな時には、もう一度「一点」と言って「臍下の一点」を意識し直すんだそうです。
そして、これが習慣化してくるともう、意識しなくても「臍下の一点」を保持できている。
それが「自然体」であることだそう。(藤平光一著「氣の呼吸法」より)
なぜ、瞑想の時に臍下の一点を意識するといいのか
ここまでで、なぜ瞑想の時に集中するために「臍下の一点」を意識するのかだいたいお分かりになったと思います。
まず、臍下の一点を意識すると姿勢がまっすぐになり氣の通りが良くなるから、瞑想が深まります。
瞑想に集中するのに座り方はすごく大事で、「どっしりと体の土台を安定させながら、それでいて手足などはふんわりしている」
そんな状態を目指しています。
そのためには姿勢が自然でいながら背筋がまっすぐなのは欠かせません。
(ちなみに瞑想は座禅と違い椅子でもOK!)
そんな姿勢になると、背骨のところを通るといわれている氣の通りがよくなるんです。
そして、とにかく「臍下の一点」に集中。
「今ここに」集中するのがマインドフルネス瞑想ですが、ちょっと「それって何?」ってわかりにくところがありますね。
でも、「臍下の一点」は具体的な場所があり、しかも良いのは「あっ、意識が臍下の一点から抜けた」と思ったら。。。
「一点」と心の中で唱えて戻れるところです。
これはわかりやすい!
「集中するとはどういうことなのか」がわかりやすいですね。
つまり、臍下の一点に集中するということは瞑想に集中している状態とも言えるわけです。
瞑想すると雑念が常に出てくるので、それを払いのけるのが大変・・・って思いがちです。
私は「雑念が出たら、それをただ眺めて通り過ぎるのを待ちましょう」というのですが・・・
特にまだ慣れていない人には「わかってはいるけど・・・」難しく感じます。
そんな時にはこの「臍下の一点」思い出すといいでしょう。
実際私はこの氣の流れと関係ある「臍下の一点」のことを知ってから、「一点」と心の中で言ったり・・・
家で瞑想をする時には実際口に出したりしています。
そして、ここを意識した後、呼吸法を5−10分続けてから瞑想に入るようにしています。
そうすると、確かに集中でき、雑念に惑わされることが少なくなってきた実感があります。
また、先に書いたように「あ、ちょっと集中切れたな」と思った時には心の中で「一点」と言って戻ります。
たったこれだけなのに、効果がすごいのです。
そんな簡単なたった1つのコツ、ぜひ実践してみてくださいね。
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