自己啓発セミナー=怪しいってホント?
自己啓発セミナーをやったり、自己啓発の書籍を作ってきたり、また、そういうセミナーとか本の影響を受けてきた私としては「自己啓発セミナー=怪しい」って思われがちなのは、ちょっと悲しいですね・・・
もちろん、本当にメチャクチャ怪しいのもあるのは否めません。
しかし、自己啓発=怪しいというのも一種の思い込みで、そう思って毛嫌い、食わず嫌いでいるとせっかくの成長する機会を逃してしまいかねません。
そこで、「なぜ、怪しいと思われがちなのか?」そして、「怪しい自己啓発に騙されない対策」を考えてみました。
もし、あなたが怪しいと思っていたら、これらの対策を参考にしていただき、私としてはぜひいい形で自己啓発、研鑽をしてほしいです。
それは、これまで数多くのセミナーで1千万くらい自己投資してきた、私の結論です。
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まず、怪しいのがあるのは確かなようです。私自身は今まで「ああ、このセミナー意味ないなー」とか「くだらない」とかいうのはあったのですが、「怪しい、騙された」というのは一回だけでしたね。
それは結局ネットワークビジネスのお誘いでした。詳しくはブログに書きました。
行ったら、実は○○だった・・・
ネットワークビジネス自体は全然いいのですが、だったら最初にセミナーとかウソ言わないで、やってくれ。って思っただけです。
ウソついて人を集めて、話すのってそもそもビジネスとしてどうか。って思うのでそういうビジネスとか関わりたくないですね。
ちょっと横道に逸れました・・・
さて、ググってみると出てきますね。
「自己啓発は怪しい」って。
読んでみると、確かにすごい!
・家族がおかしな思想を信じて、それまでのような関わりできなくなった。
・一緒に参加していた受講生が実はサクラで高額のセミナーを「一緒に受けましょう」といってきた。
・有名人が怪しい自己啓発セミナーにはまってしまった、という話を聞いた。
・クロージング(高額のセミナーの販売のためのセールストーク)が怖いくらい、あるいはしつこい。
・自己啓発セミナーに依存しすぎて、「自己啓発セミナーに依存しない自己啓発セミナーを受けた」とか・・・笑
などなど色々出てきました。
そして、読んでいると怪しいのもいけないのですが、でも実は騙される側もやはりそうなってしまう原因があった・・・
なんとなくそんな傾向がありました。
では、私たちが「怪しいセミナーに騙されてしまうのか」その理由について4つ上げてみます。
1 自分が弱っている時に、すがってしまう
これは詐欺に騙されてしまうのと同じなのですが、やはり人は弱っている時、藁をもすがりたい時なんかはすがってしまいます。
また、そこまで切迫していなくても、なんとなく不安や不満がある時・・・
「これまで自分がやってきたことに自信がない・・・」
「自分なんかどうせダメだ。と思っている」
「自分を変えたいが、やり方がわからない」
など、漠然としたこういった気持ちがあるとフラッと行ってしまうことがあります。
あとは、失業中、いい仕事が見つからない、とかいう時ね。
そんな時「一瞬であなたは絶対成功する!とにかくすごい、素晴らしい、超スーパーなセミナー」とか。 笑
そんなウソっぽいのでも騙されてしまうことがあります。
ですから、結構ネガティブな気持ちの時ほど、自分の気持ちがどこからきているのか。
本当に望んでいることはなんなのか。
冷静に、客観的に見つめることが大事ですね。
そんな時には紙に書き出してみるといいと思います。
その上で「本当に、自分に必要なのは成功のための自己啓発セミナーか」って考え直してみるといいと思います。
切羽詰まって、辛い時ほどどうしても感情に流されてしまうので、逆に意識して自分の気持ちを書いてみるといいと思いますよ。
→【対策】今一度自分の精神状態を振り返ろう、本当に自己啓発でいいのかどうかを。
2 セミナーの目的があいまい
これは多いのではないでしょうか?
「成功」「稼げる」「マインド」とか一瞬目を引くキャッチコピーだけではダメですよね。
これ、私も自己啓発セミナーやっているからわかるんですが。。。
主催者側からすると、これだけは伝えておかなければというポイントはとにかく具体的に書くことを心がけています。
このセミナーで
・どんな人を対象としているのか
・どんな悩みを解決するのか
・どんな効果を手に入れることができるのか
そして、具体的なお客様からの声、とか・・・・
このあたり具体的に書いてあると、「目的があいまい」ってことはないですよね。
って考えてみると、前の話に戻りますが私が行ったネットワークビジネスのセミナーはあいまいでした。
人から紹介されたんで、私もあまり内容もわからず「お金のセミナーか・・・資産運用とか、投資の話かな」って勝手に想像してました。
やはりそのくらいな曖昧さだと怪しいです。
それで調べてみると、先にあげたキーワード「成功」「稼げる」「マインド」などを使って、前向きな話を始めるんだそうです。
(その前向きっていうのが曖昧ですが・・・)
だから、まずはセミナーの紹介文、ランディングページなどでセミナーの目的は何か、具体的に書いてあるかチェックしましょう。
その上、ここ大事ですが「自分でもセミナーで何を得たいのか」はっきりさせないといけません。
そうじゃないと、もし、キャッチコピーとかセールス文とか上手だと魅力的に感じてしまうかもしれません。
ここでも目的を本当にはっきりさせたいなら、紙に書いてみるといいですよ。
そうすると具体的にならざる得ませんから。
私は自分でやる場合には、セミナーの事前アンケートとかで受講生の方に現状の課題とか「こうなりたい自分」とか書いて、提出してもらっています。
こうすると主催者側の事前のセミナーの組み立てに役立つだけでなく、受講生が自分で自分の目的を確認できます。
→【対策】自分の中で目的をはっきりさせよう
情報を鵜呑みにしすぎ
今回「自己啓発 怪しい」で調べてみてわかったんですが・・・・
同じ人でこのキーワードでいくつも「自己啓発セミナーは怪しい」って記事を書いてました。 笑
その人が検索で何記事も検索されます。
それもどうかなー・・・・。
怪しいのを信じてしまうのも良くないけど、ここまで「自己啓発セミナー=怪しい」と信じるのも同じことかと。
これって、マスコミ信じるのと同じですよね。
人ってネガティブな情報の方を信じやすいですから。
「○○はいい!」っていうのより「○○はダメ!良くない」の方がインパクトあるし、記憶に残りやすい。
そうやってマスコミは視聴率稼ぐわけじゃないですか。。。
それと同じかな、って。
いいも悪いも鵜呑みにしない。
やはりそこは、前に書いたように、「また自分の目的は何か?それと合っているのか」を見極めることが大事。
それが全てだと思います。それか、よほど信じている人のオススメを信じるとか。
ネットもマスコミもその程度の参考としましょう。
悪い情報を鵜呑みにするのは、怪しい情報を鵜呑みにするのと同じことですから。
→【対策】情報を鵜呑みにしない
「なんか違う」と思っても、その場の雰囲気にあらがえない
そして、代表的なのがハイタッチとかみんなで声を出すとか異様な高揚感、雰囲気がある、
そんなセミナーって怪しいと思います。
これは別にそれで心地よければいいし・・・でも違うと思ったら、遠慮することはありません。
さっさと退席しましょう。
違和感を感じた時点で、たぶんあなたが望んでいる内容と違うはず。
そしたら、時間の無駄です。
もう、お金は無駄にしてしまったけど、それはネタ!ネタ!(私がブログネタにしたみたいに)勉強代と思ってせめて時間は無駄にしないように!
部屋から出るのは
・電話がかかってきたふうを装って・・・
・トイレに行くのを装って・・・
とかで大丈夫です。
私は「家が遠くて、もう、電車がなくなるので」って言って出てきました。
私たち日本人は場の雰囲気を大切にして、気遣いをしますが、こんな場合にはぶった切って全然いい!
そして、勇気を持って出てきましょう。
どうせ、その人たちと2度と会うこともないし!
長くいればいるほど、帰れなくなっちゃいます。
→【対策】自分の感覚を大事にする、違和感があったら途中退室OK!
ということで、怪しい自己啓発セミナーに騙される理由とその対策でした。
自己啓発セミナーに騙される理由とその対策 まとめ
1 自分が弱っている時に、すがってしまう
→【対策】今一度自分の精神状態を振り返ろう、本当に自己啓発でいいのかどうかを。
2 セミナーの目的があいまい
→【対策】自分の中で目的をはっきりさせよう
3 情報を鵜呑みにしすぎ
→【対策】情報を鵜呑みにしない
4 「なんか違う」と思っても、その場の雰囲気にあらがえない
→【対策】自分の感覚を大事にする、違和感があったら途中退室OK!
ということで、調べた情報を見ている限り、率直にいって、騙す人って悪いけど騙される方もそれなりの理由があります。
ですから、ぜひ自分で「いいセミナー」を見極めて色々な成長や自己研鑽の機会は持ってもらいたいなーと思います。
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