自分らしく生きるためには何をすればいいのか
テレビ、インターネット、SNSと情報の洪水の中で生きている私たちが
そんな情報に惑わされずに幸せになるためには
「自分らしく生きる」ことがとても大事ですね。
なぜなら、自分らしく生きていないと
そんな情報の洪水に埋もれて
結局、「人がいいと言ったこと」が
自分もいいと勘違いしてしまったり
テレビやインターネットで
どんどん流れてくる「これを持っているといいですよ」
(これ買ってください)
というコマーシャル通りに
生活しようとしてしまうからです。
また、人の目ばかりに気にして
のびのびとできません。
でも、
・自分らしく生きる
・自分らしさがわかる
・自分が何が好きなのかわかる
・やりたいことがわかる
というのはとても難しいことです。
だから多くの人が
「自分らしく生きたい、でもどうしたらいいのか」
と悩んでいるのです。
そこで、今回は「体感覚を呼び戻す」ことで
自分らしさを呼び戻し、自分らしく生きるための方法を
ご紹介します。
自分らしく生きるとは「自分の感じ方、感覚に気づくこと」が第一歩
ここで体感覚とは、「視覚」「聴覚」以外の感覚をひっくるめて
言っています。
これは
「気持ちいいな」とか逆に「気持ち悪いな」とか
空気を「爽やか」と感じたり、「湿っている」と感じたり
することも含んでいます。
当然、この感覚はまさに「自分だけのもの」ですよね。
ですから、
この体感覚を磨くことは本来ある「自分らしさ」を
呼び戻すことになる、と深く関わってきます。
つまり、まずは
「自分の好きなことがわからない時には、
自分の感覚にきいてみる」ということです。
いきなり、頭で考えてしまうので
わからなくなってしまうのです。
だから、第一歩としては
わかりやすいところから、「感覚」から
はじめてみよう、というわけです。
現代人は「感覚」が鈍くなっている
ところが、私たち現代人は「感覚」が鈍くなってきている
とも言われています。
それは私たちを取り巻く環境からです。
コンクリートで作られた道路や建物などの
住んでいる環境もそうですし
インターネットなどもそうです。
とても便利になりましたが、それは
一方で「頭」だけ使って生きる生活になったとも言えます。
もっと具体的にいうと「大脳」だけ使った生活です。
”大脳”を使って生きていると、
→身体の外の世界へ強く意識や感心が向かう
つまり、自分の感覚よりも外から入ってくる情報に意識がいって
しまうということ。どんどん「自分らしさ」から離れていきます。
→考え方や感じ方がひとつの方向や角度に固定されやすくなる
入ってきた情報をそのまま鵜呑みにして、信じてしまう。
これも「自分らしさ」とは関係なく信じてしまうことになります。
また
意識が身体の外側に向かっているので、
自分の身体の中の情報がうまく脳に吸い上げられなくなって
自分の身体の中がどうなっているのか感覚がなくなってきます。
これが私たちが「感覚」が鈍くなってきたという理由です。
そして、「自分らしさ」も失われていく理由でもあるのです。
体感覚を呼び戻す
ですから、「自分らしさ」を取り戻すとは「体感覚」を呼び
戻すことなのです。
それでそのやり方は、以下の4つがあります。
1 自然と触れ合う
2 体を動かす
3 瞑想する
4 体験してみる
詳しくはこちらのブログにも書いてありますので
ご覧ください。
↓ ↓ ↓
これだけだったのか!誰でもスグできる究極の不安解消法
この上の4つを実践してもらいつつ、
今回は特に具体的な方法として「2 体を動かす」のうち
「バランス力」を高める、ということを具体的に紹介します。
「感覚」は頭ではなく体と心で感じていくものなので
「体を鍛える」「体を動かす」のは「感覚を取り戻す」のには
とても有効です。
人の感覚というのは五感の「嗅覚」「視覚」「聴覚」「味覚」「触覚」の他に
「平衡感覚(バランス力)」と「深部感覚(身体の中の情報を受け取る感覚)」
を含めた7つのことを言います。
そして、バランス力を発揮するためには深部感覚を使うので
結局バランス力を鍛えれば深部感覚も鍛えていることになります。
そして、バランス感覚の鍛え方の事例はいいものがたくさんあるので
ご紹介します。
まずはバランスチェック。今の自分のバランス感覚をチェックしてみましょう。
これだったら、簡単な方法からできるのでいいですね!
そして、いろいろな体の部分を使っているところも
「体感覚」を鍛えるのによいと思います。
これも身近な道具などを使って(ダンボールとか本を重ねるとかでもいいと思います)できるので
いいですよね。
最終的には、バランス力は体幹を鍛えること、になってきます。だんだん慣れてきたらこのように体幹を
鍛えるとよいでしょう。
こんなふうにバランス感覚のトレーニングをしている時に
「ああ、この辺の筋肉使っているなー」
とか
「ああ、この筋が伸びてる感じがする」
と、使っている体の内の部分を意識することが
「深部感覚」を高めることになり
そして
「体感覚」を高めることになります。
体から「自分らしさ」を取り戻そう
このように「自分の感覚」が「自分らしさ」の大もとになります。
ここからだったら、始めやすいし、分かりやすいと思います。
「自分らしさ」って何だろう
「自分の本当に好きなこと」って何だろう
と頭で考えれば考えるほど
わからなくなることがありますから、
まずは初めの一歩、体感覚を取り戻すことから
始めてみましょう。
そして、その先には
「自分らしい、のびのびできる」自分が待っているはずです!
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上原千友
瞑想インストラクター・人材育成トレーナー(体験型ワークショップやっています!)・早稲田大学非常勤講師
東京都内小学校の教員の後、法人向け企業研修会社で研修コンテンツ開発、講師などを行い、その後独立し、研修会社を設立。現在、人財育成トレーナーとして体感研修、瞑想を教えている。
これまでに指導してきた内容は英語、コミュニケーション、ライティング、カウンセリングと多岐にわたる。
研修実績(一部):自動車会社、金融、IT業界などの大手企業を中心に、財務省、人事院、海上保安庁など各官庁、また早稲田大学理工学術院、東京大学、お茶の水女子大学他、大学でも教鞭をとる。
著作:「ロジカル・ライティング」(日本実業出版社)「なるほど ナットク! ビジネス文書の達人になるためのQ&A41 」(ダイヤモンド社)(いずれも共著)
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