なぜ?自己啓発セミナーが役に立たないのか
私はこれまで、様々なセミナーを自分で教えたり、
自分で受けてみたり、としてきました。
その中でもとりわけ「自己啓発セミナー」は
「受けて満足して終わってしまう」
「なかなか実践できない」
「成功法則を習っても成功しない」
などという声を聞いてきました。
また、私自身もそんなふうに
感じることが多かったです。
そこで、なぜ?「自己啓発セミナーは役に立たない」
と思われてしまいがちなのか、その理由を考えてみました。
その理由としては3つ考えられます。
1 習っても忘れてしまうから
2 内発的な動機ではないから
3 腑(ふ)に落ちていないから
が考えられます。
では、1つずつ見ていきますね。。。
「自己啓発セミナーが役立たない理由」
その1 習っても忘れてしまうから
これは何事でもいえます。習った時には、
「ああ、なるほどすごい良いこと聞いた!」
と思えるのですが、単純に「忘れてしまう」んですね。
だから、たとえば、いざ「成功の哲学」を実践すべき時に
忘れているから実行できない。
それは、なんでもそうですけど、まず理解するのに
「同じことを3回聞かない」とダメなんだそうです。
また、
ちゃんと記憶に残して
思い出すまでには
「3回繰り返さないとダメ」とか。
計9回繰り返すってことです。
習ったことを忘れないためには、どうしても「反復」が
必要です。
まぁ、私も含めてこの「反復」が
なかなかできないんですよねー・・・
それで、忘れてしまう・・・使えないってなってしまいます。
「自己啓発セミナーが役立たない理由」
その2 内発的な動機ではないから
これは、自分から「やろう!」と思って湧いてきたこと
ではないので忘れてしまう、ってことにもなります。
他から与えられた「知識」はどうしても「こうあるべき姿」であり
自分が心から「なりたい姿」とは限りません。
そうなると
いくら「いい!」と頭で思っても、いざ実際行動にしようとする時
「体」や「心」が動きません。
もしかしたら、ちらっとその理想が
頭をよぎるのかもしれませんが、
行動にするのってエネルギー要りますから
なかなかできないんですね。。。。
「自己啓発セミナーが役立たない理由」
その3 腑に落ちていないから
2の続きで自分から「こうなりたい!」って
思わないで始めたことって、
腑に落ちてない、腹落ちしていないんですね。
そういうことは、やはり「体」や「心」が動かない。
これも「頭」で分かったことは「行動」に移すのが
なかなか難しい、ってことになります。
この3つのポイントで思うのは、
「自己啓発セミナー」で習うことは「頭」や「知識」として
理解するのでなかなか「行動」として実践できない、
ということになります。
よく学びの段階で「知っている」と「できる」は違うって
言ったりしますが、まさにこれですね。
「体感覚」で「体験」してみたことは、ブレない、忘れない、押し付けない
ということで自己啓発セミナーが役に立たないのはなぜか?
その理由を探ってみました。
では、どうしたら役立てることができるのかは
上の3つの理由をつぶしていけばいいですね。
つまり
「忘れる」→「忘れない」に
「内発的な動機ではないから」→「内発的な動機」に
「腑に落ちていない」→「腑に落ちる」にしていく必要があります。
ですから先の3つの理由のポイントが
「頭」や「知識」での理解することだったのに
対し「体感覚」で「体験」していく、
これが
「忘れない」「内発的な動機」で「腑に落ちる」ポイントになります。
では、まず「体感覚」って何でしょうか?
五感のうち「視覚」「聴覚」以外の
「味覚」「触覚」「嗅覚」を言いますが
ここでは広く、もっと「第六感 直感」や
「場の雰囲気を読む力」とか
感覚的なことを全て含めます。
ですから「感じる」こと全般です。
「いいなぁー」とか「嫌だなー」とか
「かわいい」とか「怖い」とか
そういうことも全てです。
NLPの理論で「視覚」「聴覚」「体感覚」で
人は記憶する、
あなたはどのタイプですか?
などと言ったりしてよく使われたりします。
この「体感覚」を使って、「体験」してみたことは
まさに記憶と直結します。
だって、例えばセミナーの知識として
成功法則は
1 朝早起きしよう
2 本を毎日1冊読もう
3 体を鍛えよう
・・・・・・を実行することだ、と習ったとします。
でも、たぶんこの内容を次の日には忘れていますよね 笑
一方、去年行った旅行のこと・・・行った場所の景色、食べたもの、
そして、その時かいだ匂い・・・覚えてませんか?
昨日の「知識」は忘れるのに、去年の「体験」は覚えているもんです。
こんなふうに「体感覚」ってずっと覚えているものです。
また、例えば私たちは「経験」から
「ああ、こう言えば人って動いてくれるんだ」
とか
「こういうやり方すれば上手くいくんだ」
なんて
ものすごく「腑に落ちる」んですね。
ですから「頭」や「知識」を通しての理解ではなく
「体感覚」を通しての「経験」で学んでいくことが
「実践」へと繋がるのです!
「体験型」のセミナーはそれらを体験できる
まさに「体感覚」で学ぶ「体験型のセミナー」
が「自分を発見する扉を開く 3ステップ」です。
これは体感ワークを通して「感じて」→「変わっていく」ことを体験していきます。
「体感覚」を通して
ハラハラしたり、
思い通りにいかずイライラしたり、
グループで協力して感動したり、
心を動かしていくセミナーなのです。
だから、
ブレない、
忘れない、
押し付けない。
自分の中から湧き上がる感情を
感じ、自分自身が変わっていきます。
ぜひ、「自己啓発セミナー」は役に立たないと
感じているあなたに一度試していただくことをおすすめします!
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上原千友
瞑想インストラクター・人材育成トレーナー(体験型ワークショップやっています!)・早稲田大学非常勤講師
東京都内小学校の教員の後、法人向け企業研修会社で研修コンテンツ開発、講師などを行い、その後独立し、研修会社を設立。現在、人財育成トレーナーとして体感研修、瞑想を教えている。
これまでに指導してきた内容は英語、コミュニケーション、ライティング、カウンセリングと多岐にわたる。
研修実績(一部):自動車会社、金融、IT業界などの大手企業を中心に、財務省、人事院、海上保安庁など各官庁、また早稲田大学理工学術院、東京大学、お茶の水女子大学他、大学でも教鞭をとる。
著作:「ロジカル・ライティング」(日本実業出版社)「なるほど ナットク! ビジネス文書の達人になるためのQ&A41 」(ダイヤモンド社)(いずれも共著)
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