面白すぎるぜ!!インド人!
日本にも面白い人って、いっぱいいるけど
インド人ときたら・・・・
もはや「同じ人間とは思えない」くらいの
異次元ぷりである。
私がインドに行ったのは
旅行で2回。
単なる観光ですが、
ほとんどフリープランのもので
ローカルな所にも行ったり
インド人と交流できました。
そこで、これまで出会った
インド人たちがどんだけ
面白いか、そして、
どれだけぶっ飛んでいるかを
これまでの2回の旅行で経験した
5つのエピソードを
ご紹介したいと思います。
*イメージ写真はかなりテキトーです。あしからず・・・
では、
エピソード1 日本語ガイドの周りに集まるインド人たち
これはタイトルそのままですが
旅行中友達と私だけのほぼプライベートのツアーに
日本語ガイドのインド人がついてくれました。
それで、本当に上手な日本語で観光地を
色々解説してくれたんです。
で、今インドの都会は
かなり近代化されているので
そんなことはないかもしれませんが
今から20年前のインドでは、
結構女性が外出するのは珍しく
だいたい旦那さんと一緒のパターン。
そんなんで、私たち日本人女性なんて
街歩いていると、目立つんですよ。
しかも、インド人って
ジロジロ見るどころか、
ガン見!!
本当にあの濃い顔で
じーっと、それは絵画でも見るように
強い視線を送ってきます。
あっ、別にナンパしようとするんじゃないんです。
本当に、まじまじと見るんです。
挙げ句の果て
ガイドと私たちの後をついてくる・・・
しかも、ぞろぞろ5、6人
「何だよ、この人たち・・」
そして、ガイドが
「この公園ができたのはね・・・」って
立ち止まって解説し始めると
一緒に立ち止まって
日本語を聞いているんです!!
「うん、うん」と
腕を組んで!!
*インド人の写真がありませんでした・・・
「えっ、日本語もわかんないのに、なんだよ!」
って感じ。
もう、日本語を聞いている周りの
インド人たちが気になって
ガイドの話に集中できませんでした。
ここでわかったのは
→インド人は好奇心が旺盛だ、ということ。
たとえ日本語がわからなくても、
気になったら
腕を組んで聞きます。
エピソード2 工事現場をずっとみている20人くらいの男たち
ツアーの途中
工事現場がありました。
ちょうど日本と同じ
クレーン車があり、土を掘っています。
そこまでいいんですが・・・
そこに驚くべき光景が!!
ズラーっと、20人くらいの男たちが立って見てる!
何を?
工事現場を!
ただ、見てる!
腕を組んで。。。
* イメージ写真 インドの写真はなかった・・・
別に工事関係者ではありません。
ヘルメットもかぶっていないし
本当に、見ているのです。。。。
「あの人たちは仕事サボってんのか?」
「何が楽しいんだ?」
「いつまでいるんだ?」
色々疑問が湧いてきた。
工事現場より、それを見ている
インド人たちを私はずっと見ていました。
ここでわかったのは
→インド人はものすごーく好奇心が旺盛だ、ということ。
たとえ目的がなくても、好きなときに
見たいものを見ます。腕を組んで。
エピソード3 運転手をいきなり平手打ち警察官
もしかしたら、テレビなどで見たことが
あるかもしれませんが
インドの道路はこんな感じ。。。
日本みたいに列に並んでなんか走りません。
ちょうど、草原を走っている感じです。
それで、こんなふうに牛がいたり
車に立って乗っている人がいたりするわけです。
これも道路でのことなんですが
エピソード2でもあったように
カオスな道路を走っている時
突然、私たちが乗っている車が止まりました。
「なんだ?なんだ?」
すると後方から警察官がやってきて
運転手に「降りろ!」と言い、
その後、何か言っています・・・・
そして、いきなり
「パチン!!」と平手打ち。
「えーーーーーー!!」なに?なに?
なんで平手打ち??
私は怖くなって、ガイドに尋ねたところ。
「警察が怒っている」
そりゃ見りゃわかるよ。で、なぜ?
「車の走り方が悪い」
えっ??
「(車の)『流れ』に乗っていないって・・・」
えっ???
流れって・・・
カオスな道路で、流れって・・・・
わけわかんない。
「ねぇ、インドの警察官ってこわーいね」
と私が言ったら
チッチッチ とガイド
「怖いんじゃなくて、インドの警察官はキケン」
ガーーーン。
インド人って・・・一体・・・
ここでわかったのは
→インド人の警察はキケンだということ。
インドでは道路は草原を走るように、テキトーだが「流れ」に
乗らないと、大変な目に会うということ。
エピソード4 帰りのチケットがなくなったインドの航空会社
20年前に格安航空券でバンコク経由で
インドに行きました。
そのときはまだネットなどない時代。
リコンフォームと言って
帰りの前に航空会社に「チケット予約入ってますよね」って
電話か直接行って再確認をしなければなりません。
それで、帰国前日に航空会社の
チケットカウンターでやりに行ったら
「その飛行機はない」
ときっぱり言われました。
「えっ??
ないって、チケットはここにあるよ。お金も払っているよ!!」
ちょっと!
って強く言ったら
「もう、5時だから店閉いだよ」
*インド人の写真がなかった
とおじさんに言われた。
えっーーー!!
「そんなのありえん、チケット買って持ってるじゃん。
なんとかしてよ。ちょっと、なんとかしなさい!!」
と、必死に訴えたら・・・
「しょうがないな・・・じゃ、今夜国内線で
デリーからカルカッタまで行って、そっから明日
バンコク行きの飛行機を手配するよ」
って言われた・・・
で、結局それに従うしかなく
私は1日早く出国し帰国することになった。
こんなことがインドにはある。
「そんな飛行機はない」って・・・一体・・・
ここでわかったのは
→インドの飛行機は突然なくなることがある。
ちなみに飛行機24時間「遅れ」で到着とかもある。
また、インドの駅には針のついていない時計がある。
エピソード5 インド バラナシの映画館での話
インドでどうしても行きたかったのが
「映画館」
あのダンスと歌でコテコテのインド映画を
見てみたかった。
それでガイドと一緒に行ったんですが(バラナシという町)
まず、笑えるのがヒンズー語がわからなくても
映画の内容がよくわかること。
恋愛、家族愛、アクション、ダンス
全ててんこ盛り。
「ああ、次は喧嘩して仲直りねー」
とか
「ああ、次は一目惚れねー」
など
先まで読める。
それで、映画でいわゆる「見栄を切る」ところがあるんですよ
「私はあの人と一緒になれないのなら、家を出ます!!」
と言ってネックレスをちぎって投げ捨てる。。。みたいな
すると
観客から
「よっ!○○!」みたいな
要するに歌舞伎の掛け声と同じね
「よっ!成田屋!」
みたいな
あれがあちこちからかかるんです。。。
こういうシーンが何度もあって笑えた。
あとは3時間とか長い映画なので
途中休憩があるんです。
そのときに、休憩に入る3分くらい前から
売り子がドカドカ入ってきて
「コーラーいりませんかー」
とか売り出すんです。
*インドの映画館では少年の売り子だった
「えっー、何なのこれ?」って
ここは野球場かと・・・
最初、
いきなり売り子が入ってきたときは
わからなかった。
でも、休憩になって、買う人がいたので理解できました。
「だったら、休憩に入ってから売れば!上映中じゃなくてさ!!」
いやーインド人すごい。
また、映画見ながらガイドがたまに日本語に
訳してくれるんですが
ちょっと頭おかしーって感じのコミカルな役が出ていて
色々ボケたことして笑わせるんだけど
「アノ ヒト アタマ クルクルパー」とか通訳して
「どうして、そんなボキャ知っているんだ??」
とガイドの日本語に笑った。
それで、いよいよ映画も終盤・・・
と、その時
今度は終わりの
10分も前から
上映中にドカドカ、インド人が席立つんです。
「いやー、もう帰るか!」みたいな感じで。
「ねぇ、みんな、映画終わってから帰れば・・・」
インド人たちが気になって、最後シーンは覚えていない・・・
ここでわかったのは
→映画館で映画を見るより、それを見ているインド人の方が
面白いってことです。
皆さん、歌ったり、掛け声かけたり、まぁ、盛り上がってます。
でも、終わりはサバサバしてる。
とまあ、そのほかにもインド旅行では
その他15個くらいはエピソードが
あるんですが・・・
こんなふうにかなりな「異次元」ぷりを
濃いーインド人体験できました。
彼らは日本人とほとんど正反対、
国際会議では
「インド人を黙らせることと、日本人を喋らせることが
一番難しい」というジョークもあるらしい。
彼らにとって外国人の私は珍しく
遠慮なく
いろいろ話しかけてくるので
ときには面倒くさいこともありますが・・・
でも、
あの好奇心のまま、心のおもむくままに
行動する彼らは
人間味あふれて
ちょっと私たち日本人にはないものを
感じさせてくれます。
そんな憎めないところが、好きです!
コメントを残す