国境なき医師団
のセミナーに行った際、
これまでの寄付の概念が変わった。
「寄付も投資なんだ」と。
じゃ、何に投資するかというと
その団体の「理念と実践」です。
「この人たちのやっていることが素晴らしいから、
応援しよう!」
ということで、寄付をする。
これはもう、投資と同じですね。
じゃ、リターンは何か?と考えると
「世の中を良くすることに貢献した」という
満足感ですね。
その活動に間接的にでも関わっているという
充実感。
これが
寄付=投資 だと考える理由です。
そういう意味では、国境なき医師団は
国際人道支援を中立な立場で行っており、
その中立性を保つためにものすごく厳格に
資金調達のための基準を設け、それにもまた
厳格に従って寄付元を選別しています。
そして、着実に運用実績を上げている。
今さらながら、本当に驚くばかりです。
人道支援という、もちろんヒューマニスティックな行為であり
感情的な部分だけで語られることは多い。
だけど
ものすごく戦略的に理性的に実践していかないと
人道支援なんてできないんだ。
いや、物事はみんなそういうふうに進めていく
「思い」はとても大事、そして、
その「思い」を実現させるために
は現実的な戦略と行動が大事。
そう考えると人道支援とビジネスは同じことですね。
ここでもやはり
寄付=投資
という考え方は成り立ちますね。
「この人たちの理念と実践を応援したい」と
思ったら、ぜひ寄付を!
それにより「世の中を良くした」という充実感を
味わうことができるでしょう。
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