今日は田口佳史先生の今年の第1回目の講義♪
「大学」は孔子の四書五経のうちの1つ。
他の3つはおなじみ「論語」と「中庸」そして「孟子」です。
なーんて、私だってよくわかんないんだよー。
そもそも「大学」っていうのは
「大いなる学び」という意味です。
これだけもすごくないですか?
私たちは「大学」というとuniversityのことだと
思うけど、
「大いなる学び」英語だと「great learning」だって。
すごいね。やっぱり漢字はすごい。
タイトルからしてすごいのに、
冒頭の文も、素晴らしい。
全部書くのは大変なので、ほんの1行だけ。
「大学の道は、明徳を明らかにする在り。」
もう、最初のほんの頭でズバリ
「大いなる学び」の本質を言っている。
もう、これだけでひれ伏すくらいの核心をついている。
明徳とは「天から与えられた優れた徳性」ですと!
そして、「明らか」とは「○○に明るい」という意味です。
つまり、「よくわかる」ということ。
ですから、まとめると
「大いなる学びとは、天から与えられた徳性について明らかにして、よくわかること」
じゃ、徳性とは何かというと
「自己の最善を他者に尽くしきること」
つまり、つまり
「大いなる学びは、自己の最善を他者に尽くしきること、
このことを日々の実践で明らかにしていくこと」ですよ。
こんなに学びということを、深くそして明快に
しかも短く言えますか!!
すごい、「大学」は東洋思想は本当にすごい。
そんな風に思わせてくれる田口先生の解釈ってすごいんです。
ああ、今年も是非この思想を学び、そして実践し、徳を積まなければ。
と誓ったのでした。
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