3年位前から、「東洋思想」の講座を
その世界では権威でいらっしゃる
田口佳史先生から学んでいます。
まずは「論語」から受けました。
この最初の講座に感銘を受けて以降
ずっと受講させてもらっています。
古典はすごいですね。
まさに人類の英知。
そんな内容もさることながら、
古典を学んで改めて
「漢字のすごさ」にも感銘を受けています。
漢字は本当に奥深い。
例えば
「よろこぶ」
という漢字、思い浮かびますか?
「喜ぶ」
をたいてい思い浮かべるかと
思います。
しかし、
「喜ぶ」
以外にも
「悦ぶ」
とか
「歓ぶ」
とか
「慶ぶ」
なんていうのもあるんです。
でも、すんません。
ググって調べた私です。
知っていたわけではありません。
まっ、それは置いておいて
「よろこぶ」だけで
4種類。
すごくないですか!
漢字はこういった意味の違いで
使い分けられる。
特に古典の場合、明確に使い分けています。
そんなことも東洋思想の講座では学べます。
こうやって、使い分けて書かれている文章を
理解できる、ということは
「よろこぶ、という感情が細やかに理解できている」
ということであり、
漢字というのはある概念を意味していますから、
「細分化した意味を理解できるということは
思考が深い」ともいえます。
つまり、漢字を使うだけで相当地頭力が上がるんですよ。
今、中国は簡体字という漢字を簡単にした
文字を使ってしまっているし、韓国もハングル文字に
なってしまいましたね。
ちゃんとした漢字を習うのは、今や日本だけです。
ということは、地頭を良くするチャンスを
日本だけが持っている、ということです。
漢字においては。
そんな再発見をさせてくれたのが
東洋思想の講座でもありました。
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